レッドハット社は2014年6月10日(現地時間)にRed Hat Enterprise Linux 7 (RHEL7)の提供を開始しました。
RHEL7の特徴
- 従来のsysV initに代わり、systemdを採用
- 初期化スクリプトの並列実行を可能にしているため、起動時間が短縮
- cgroupを利用したプロセス管理により、プロセスの誤停止や停止もれがおきにくい
- systemdはinitだけでなくcronやsyslogなども代替、またudevも統合
- iptablesに代わり、動的なファイアウォール制御が可能なfirewalldを採用
- デフォルトのファイルシステムとして、スケーラビリティおよびパフォーマンスに優れるXFSを採用。
- 従来のext4も使用可能。
64bit(x86_64)版のみの提供 (32bitバイナリは、互換ライブラリを使用して実行可能)