1.yum でインストールする際に、便利なパッケージが数多く配布されている RPMforge を追加しておきます。
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# wget http://dag.wieers.com/rpm/packages/RPM-GPG-KEY.dag.txt # rpm --import RPM-GPG-KEY.dag.txt # rm -f RPM-GPG-KEY.dag.txt # vi /etc/yum.repos.d/rpmforge.repo // 以下の内容で新規作成 [rpmforge] name=RPMforge RPM repository for Red Hat Enterprise Linux baseurl=http://ftp.riken.jp/Linux/dag/redhat/el6/en/$basearch/rpmforge/ gpgcheck=1 enabled=0 // 他リポジトリとのパッケージの競合をさけるため、enabled=0 として普段は読まないようにしておく // 上記リポジトリを使用してインストールする場合は、以下のようにコマンド入力 // yum --enablerepo=rpmforge install [パッケージ名] |
2.Fedoraプロジェクトが提供するRHEL用にビルドされたスペシャルパッケージを 配布するEPELも追加しておきます。
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# wget http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/epel/RPM-GPG-KEY-EPEL-6 # rpm --import RPM-GPG-KEY-EPEL-6 # rm -f RPM-GPG-KEY-EPEL-6 # vi /etc/yum.repos.d/epel.repo // 以下の内容で新規作成 [epel] name=EPEL RPM Repository for Red Hat Enterprise Linux baseurl=http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/epel/6/$basearch/ gpgcheck=1 enabled=0 // 上記リポジトリを使用してインストールする場合は、以下のようにコマンド入力 // yum --enablerepo=epel install [パッケージ名] |
3.Remiも追加しておきます。
Remiはサードパーティのリポジトリのため、OS公式のリポジトリより信頼性に劣り、極力使用しないようにしたほうがよいといわれていますが今回は追加します。
Remiのyumリポジトリを追加するには、EPELのyumリポジトリが追加されている必要があります。
※ダウンロード元のURLは、Remiの公式サイト(http://rpms.famillecollet.com/)にリンクがあります。
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# yum install http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-6.rpm // デフォルトの設定では、yumコマンドの実行時にremiのリポジトリは自動的には使用されないようになっています。 # vi /etc/yum.repos.d/remi.repo [remi] name=Remi's RPM repository for Enterprise Linux 6 - $basearch #baseurl=http://rpms.remirepo.net/enterprise/6/remi/$basearch/ mirrorlist=http://rpms.remirepo.net/enterprise/6/remi/mirror enabled=0 gpgcheck=1 gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-remi // remiのリポジトリを使用してインストールする場合は、以下のようにコマンドを入力 // yum --enablerepo=remi install 「パッケージ名」 // 尚、Remiのリポジトリと依存関係にあるEPELのリポジトリの両方を明示的に使用するには、以下のようにオプション「--enablerepo」に「remi」と「epel」をカンマで繋げて実行することができます。 // yum --enablerepo=remi,epel install 「パッケージ名」 |